議会改革 大島正

議会改革 大島正

議会改革

  • 議会改革

    議会の会議規則は、誰のためにあるのか。
     「議員は、何か(誰か)に縛られている。」と思っているのは私一人ではないはずです。  それは、主権者の有権者=市民に縛られているのではなく、議会のルール即ち、会議規則や、議会の申し合わせだったりします。確かにそのルールに議員は拘束されているのです。  当選した最初はそうした規則に反発をしていた議員が、期を重ねてベテランとなってしまうと、今度は規則を知らない議員に対し、今度はそれに従わせようとする姿をよくみます。  この会議規則(原案)は、そもそも、旧自治省がつくったひな型(標準会議規則)を地方議会が踏襲しているだけなのです。  おかしいのは、なぜ、時代に合っていない規則を新たな議員が変えようとしないのか?なぜ、時に合っていない、自治法にも載っていない規則に従わされ、縛られるのか?これが問題です。  今回の選挙で、議員が3分の1が入れ替わったのなら、新しい議会に生まれ変わり、そうした議員に合った規則につくりかえるべきではないのか?と考えます。  それに、今は議会にいない過去の議員がつくった申し合わせや規則に縛られること自体が問題です。会議規則は現在の議員がつくりだすものなのです。変だなあ~と思ったら変えれば良いのです。